
「消火器射的」で的を目がけて水を噴射させる参加者=10月27日、新潟市中央区の白新中学校
新潟市中央区の白新中学校で10月27日、防災について体験しながら学ぶ「ワクワク防災大作戦」が開かれた。地域住民とともに防災意識を高めようと、生徒が自発的に企画・運営。生徒やその家族、住民ら約300人が参加し、日ごろの備えの大切さを確認した。
生徒がやりたいことを実現させる白新中の「放課後デザイナー活動」の一環。能登半島地震を受けて、1年生約30人が7月から準備を進めてきた。
会場には、水が入った消火器を噴射させて火が描かれた的を倒す「消火器射的」や、金属製の棒と毛布で組み立てた簡易担架で、人に見立てたボールを、段ボールベッドまで運ぶ時間を競うコーナー、人形を使って心臓マッサージのやり方や自動...
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