
新潟県の弥彦村議会は10月31日、臨時会を開き、2023年度発注の工事を巡り、村から業者に対し未払いとなっていた費用118万円を盛り込んだ24年度一般会計補正予算案を可決した。この未払い費用は9月定例会で補正予算案に盛り込まれたが、議会は村のチェック体制などを疑問視し、直ちに執行できないよう修正していた。本間芳之村長は議会の不信感を招いた責任を取り、11月から2カ月間、給料の10%を減額する。
村によると未払い金は、高齢者グループホーム外構工事で想定を超えた残土を搬出するためにかかった追加費用。村職員が契約書の作成を忘れ、業者から請求書が提出されなかったこともあり、2024年5月末の出納閉鎖...
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