入塾者が想定しているビジネスモデルなどを発表した「柏崎・社長のたまご塾」=柏崎市産業文化会館
入塾者が想定しているビジネスモデルなどを発表した「柏崎・社長のたまご塾」=柏崎市産業文化会館

 起業を支援する柏崎信用金庫の創業塾「柏崎・社長のたまご塾」の第19期が新潟県柏崎市駅前2の市産業文化会館で始まった。7人が入塾し、起業に役立つ経営の基礎知識やノウハウを学ぶ。初回の講義では、起業を考えた理由やビジネスの将来像を語り合った。

 たまご塾は、柏崎信金が柏崎市や柏崎商工会議所と連携し、2015年に始めた。講義を修了した卒塾生は、創業資金や各種補助金、法人登記をする際の登録免許税減免などの支援を受けられる。18期までに230人が入塾し、62人が飲食業や建設業などで創業している。

 19期の講義は6回で、12月までに販売戦略や資金の管理、人材育成などを学ぶ。個別指導型で、より実践的な経営ノ...

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