大きな一株に驚きながら「帛乙女」掘りを楽しんだ人たち=五泉市三本木
大きな一株に驚きながら「帛乙女」掘りを楽しんだ人たち=五泉市三本木

 秋の味覚を満喫する恒例の「さといもまつり」が新潟県五泉市三本木の早出川河川敷で開かれた。市内外から多くの人が訪れ、特産の「帛(きぬ)乙女」掘りを体験したり、サトイモ汁を味わったりして楽しんだ。

 五泉市やJAなどでつくる実行委員会が主催し、37回目。約18アールの畑で行うイモ掘り体験は毎年人気のイベントで、2024年は10月中旬に開かれた。会場には朝早くから行列ができ、1200人の参加者が一斉に土からイモを掘り出した。

 大きな一株から一つ一つのイモを取り分けるのに苦労していた、市内の小学2年男子児童(8)は「ゆでたイモに塩をかけて食べるのが楽しみ」と汗を拭った。

 大鍋で1200人分用意されたサ...

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