三國清三シェフ(右)が見守る中、地元食材を使ってコース料理を作る両川小の児童たち=新潟市江南区酒屋町
三國清三シェフ(右)が見守る中、地元食材を使ってコース料理を作る両川小の児童たち=新潟市江南区酒屋町

 一般社団法人国際食文化交流協会の代表理事で、フランス料理の三國清三(みくにきよみ)シェフが、新潟市江南区の両川小学校で食育の授業「KIDS-シェフ」を開催した。5、6年生34人は味覚について学んだ後、自分たちで考えた地元産食材のコース料理を調理。フランス料理や一流の味について理解を深めた。

 「KIDS-シェフ」は、食の楽しさや地元の食文化について学んでもらおうと、国際食文化交流協会とヤヨイサンフーズ(東京都港区)が2000年から全国の小学校で開催している。

 両川小での授業は10月23日にあり、三國シェフが舌にある、味を感じる穴「味蕾(みらい)」について説明した。「味蕾の数は8〜12歳でどんど...

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