山あいで青々と育ったネギを収穫する「高柳・嶽ねぎの会」のメンバー=柏崎市高柳町石黒
山あいで青々と育ったネギを収穫する「高柳・嶽ねぎの会」のメンバー=柏崎市高柳町石黒

 新潟県柏崎市高柳町石黒の標高約600メートルの山あいで、青々と育ったネギの収穫が行われている。高柳小学校の元校長、泉徹也さん(63)らが作る有志の会「高柳・嶽(たけ)ねぎの会」のメンバーが、空気の澄んだ高台で育った新鮮なネギを一本一本、丁寧に収穫している。

 地元の中村稔さん(86)が作っていたネギのおいしさと、畑から見える風景の美しさに魅力を感じた泉さんが、畑を受け継いで2022年に栽培を始めた。

 2024年は5月に約5000本の苗を植え、約10アールで栽培。月1回のペースで会のメンバーが畑に通い、草刈りや土寄せなどの農作業をしてきた。2023年は猛暑の影響で、根腐りなどがあったが、2024...

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