
新潟地裁
新潟市南区の自宅で2021年11月、妻子の首をロープで絞殺したとして、殺人など四つの罪に問われた無職の夫(31)の裁判員裁判の公判が11月6日、新潟地裁(小林謙介裁判長)で開かれ、殺害された妻=当時(29)=の遺族が出廷した。遺族は「一生悔やみ続けてほしい」などと訴え、重い処罰を求めた。
検察側証人として出廷した妻の母親は、娘の人柄を「優しくて頑張り屋」、孫=当時(1)=については「目に入れても痛くないほどかわいかった」と時折声を詰まらせながら語った。
被告に対する心情を問われると、「自分の犯した罪と向き合い、それに見合った償い...
残り296文字(全文:596文字)