
新潟地裁
新潟市南区の自宅で2021年11月、妻子をロープで絞殺したとして、殺人など四つの罪に問われた無職の夫(31)の裁判員裁判の公判が11月7日、新潟地裁(小林謙介裁判長)で開かれ、被告人質問が行われた。被告は事件の約1週間前にロープを購入し、その時点で「妻の殺害を考えていた」と述べた。
起訴状によると、被告は21年11月7日、自宅で妻=当時(29)=と長女=当時(1)=の首をロープで締め付け窒息死させたなどとされる。
弁護側の質問に対し被告は、21年10月30日にロープを購入した理由について妻が自分のことを気遣っていないと感じ、「腹立たしかっ...
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