
幻想的な明かりが夜のまちに並んだ竹灯籠まつり=村上市寺町
城下町の通りや小路を竹灯籠で照らす「宵の竹灯籠まつり」が、新潟県村上市小町、寺町の安善小路周辺で開かれた。訪れた人たちは、柔らかな光で照らし出された黒塀の通りや寺の境内などで散策を楽しんだ。
市民有志でつくる実行委員会などが主催し23回目。10月中旬の2日間、開催された。
まつりでは、300人ほどのボランティアが約2万本の竹灯籠を並べた。周辺の寺や料亭で、ギターやフルートなどの演奏会も開かれ、幻想的な雰囲気を演出。昭和女子大学(東京)の学生が竹灯籠の配置を考えたエリアもあった。
訪れた人たちは竹灯籠の中の火を眺めたり、写真を撮ったりして非日常的な空間を満喫した。家族で訪れた村上市の男性会社員...
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