消防職員が虐待の早期発見と対応について学ぶ研修=長岡市千歳1
消防職員が虐待の早期発見と対応について学ぶ研修=長岡市千歳1

 消防署員が児童虐待の早期発見や対応について学ぶ研修会が、新潟県長岡市千歳1の市消防本部で開かれた。虐待被害に遭っている子どもの特徴などを学び、適切な支援につなげるための手順を確認した。

 長岡市、柏崎市、見附市、小千谷市の4消防本部から、オンラインも含め約120人が参加し、10月下旬にあった。消防署の救急隊員は、駆け付けた先で虐待の疑いがある家庭に入り、子どもや家族に直接関わることができる。

 長岡児童相談所の伊藤信行所長(60)が、傷病者が大人の場合でも、子どもに注意を向ける必要があると説明。「サイズの合わない服を着ている」「年齢の割にしっかりし過ぎている」などの特徴があれば、虐待を受けている...

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