新潟明訓-開志学園JSC 選手を見守る新潟明訓の坂本和也監督=11月10日、デンカビッグスワン
新潟明訓-開志学園JSC 選手を見守る新潟明訓の坂本和也監督=11月10日、デンカビッグスワン

 新潟明訓1-0開志学園JSC第103回全国高校サッカー選手権新潟県大会は11月10日、デンカビッグスワンで決勝が行われ、新潟明訓が9年ぶり7度目の優勝を飾り幕を閉じた。涙を流し、「最後まで明訓らしいサッカーができて本当に良かった」と繰り返したのは、新潟明訓を指揮して5年目の坂本和也監督(39)だ。

 東京都出身。城西高(東京)から、当時開校して間もない、サッカー専門学校「JAPANサッカーカレッジ」への入学を決め、新潟にやってきた。

 3年間必死にプロの夢を追ったが、かなわなかった。「毎日頑張ったけど、プロの壁があった」。それでも、卒業後もサッカーから離れられなか...

残り683文字(全文:983文字)