
藤原為時や紫式部とのゆかりなどが紹介された「こしのくに国府サミット」=11月9日、上越市
かつて「越の国」と呼ばれた地域の国府所在地6市が11月9日、新潟県上越市に集い「こしのくに国府サミット」を開いた。現在放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公紫式部の父藤原為時が越後、越前の両国で国司を務めたことなど、ゆかりを語り合った。
サミットは、国府の所在地同士で交流を深めようと2013年に始まった。現在は上越市のほか佐渡市、福井県越前市、石川県小松市と七尾市、富山県高岡市の4県6市で構成。上越市での開催は初めてで、計260人が参加した。
各市の代表者が「お国紹介」を行い、今回は紫式部や藤原為時が話題の中心になった。越前市は「紫式部は為時に同行して越前に来た。生涯でただ一度京都以外...
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