
単身世帯の増加を示す将来推計について語る花角英世知事=11月13日、県庁
国立社会保障・人口問題研究所が2050年に半分以上の都道府県で全世帯に占める1人暮らしの割合が4割を超えるとの将来推計を発表したことを受け、新潟県の花角英世知事は11月13日の定例記者会見で「孤独死は寂しい不幸なことという受け止めは、時代とともに変わる可能性はある」との認識を示した。
国立社会保障・人口問題研究所が11月12日に発表した都道府県別世帯数の将来推計では、65歳以上の高齢者が1人で暮らす割合が新潟県など32道府県で全世帯の20%を上回るとしている。
花角知事は高齢者の独居世帯について「増えてい...
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