里公小の閉校記念式典で合唱する児童たち=上越市三和区
里公小の閉校記念式典で合唱する児童たち=上越市三和区

 2024年度で閉校する新潟県上越市三和区の里公小学校で閉校記念式典が行われ、在校生や教職員、住民らが114年の歴史に思いをはせ、別れを惜しんだ。25年4月、上杉、美守(ひだもり)小と統合し、現在の里公小校舎で「三和小」として生まれ変わる。

 里公小は尋常小学校2校の廃止に伴い、里五十公野(さといぎみの)尋常小学校として1910(明治43)年に360人で開校。56年に現在の校名となった。記念式典は11月2日に行われ、111人の児童をはじめ、関係者約200人が参加した。

 堀川邦夫校長は「これまで学び培ってきた自分の良さを自信と誇りに、新しい学校では、いろいろな場面で大いに活躍してくれることを信じて...

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