
全国中学生人権作文コンテスト(法務省など主催)の新潟県大会の入賞作品が決まった。新潟県代表となる新潟地方法務局長賞に関川村立関川中学校3年の佐藤萌加さん、県人権擁護委員連合会会長賞に県立佐渡中等教育学校3年の中村虹湖さんの2人が選ばれた。
佐藤さんは、ダウン症の書道家の生き方に感動した経験から、障害者への差別をなくすには、かわいそうだと思い込まず、「一人の『人間』として向き合う必要がある」と訴えた。中村さんは、友人の何気ない言葉に傷つき、寄り添ってくれる言葉で心が晴れた経験をつづり、優しい言葉が周囲にあふれるよう「できることから実践していきたい」と誓った。
2024年度は新潟県内184校から...
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