
柏崎刈羽郷土史研究会創立50周年記念講演で、柏崎の歴史を語る横村出さん=柏崎市学校町
柏崎刈羽郷土史研究会は、創立50周年を記念した講演会を新潟県柏崎市学校町の柏崎市立図書館で開いた。柏崎市出身の作家でジャーリストの横村出(いずる)さんが講師を務め、柏崎の歴史に触れながら、地域の魅力を語った。訪れた市民ら75人が、地元柏崎の歴史に関心を深めて聞き入った。
研究会は1972年に発足し、柏崎市史編さん事業に参画するなど、地域の歴史研究に取り組んできた。
横村さんは「歴史から生まれる物語〜小説に描く柏崎刈羽の魅力」と題して講演。柏崎市に鎌倉時代にあった荘園「佐橋ノ荘」を治めていた毛利家内の所領争いを軸に、主人公毛利時元の成長と苦悩を描いた小説「放下(ほうげ)」(新潟日報メディアネッ...
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