
地元特産のナシを配って火災予防を呼びかける江南消防署員ら=新潟市江南区泉町3
暖房器具の使用が増える冬季に向けて、新潟市江南区の江南消防署は江南区役所で、地元特産のナシを配って火の取り扱いに注意するよう呼びかけた。
江南消防署によると、ストーブなどの暖房器具から出火した新潟市内の建物火災は、2023年の1年間で計5件。24年は14日までに7件発生し、すでに前年を上回っている。
呼びかけは江南消防署が地元農家に協力を依頼して10月下旬に実施した。江南消防署員や女性消防団員の7人が50個のナシを配り、区役所を訪れた人たちに「火災なしをお願いします」と声をかけていた。
江南消防署予防課の高野行雄課長は「ストーブの周りに燃えやすいものがないか、出かける際に消し忘れがないかなど...
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