
イヨボヤ会館の地下で身を守る姿勢を取る訓練の参加者=11月15日、村上市塩町
他国からの弾道ミサイルの飛来を想定した住民避難訓練が11月15日、新潟県村上市で初めて行われた。参加者は屋外から避難施設となっている建物の地下に避難し、身を守る行動を確認した。
国や新潟県、村上市が主催。事前に申し込んだ13人が参加して行われた。
参加者は村上市塩町の鮭公園でミサイルが発射されたことを伝える防災行政無線を聞き、隣のイヨボヤ会館に避難した。会館の中では職員らが「ゆっくり進んでください」と誘導。地下に到着すると身をかがめて手やかばんで頭を守った。
参加した村上市の自営業の女性(66)は「ミサイルが飛ばされたら避難が間に合わないと思っていたが、近くの建物に入るなど避難の選択肢がある...
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