「いわう」をテーマに各団体が熱のこもったステージを披露した「佐渡民謡の祝祭」=11月17日、佐渡市中原
「いわう」をテーマに各団体が熱のこもったステージを披露した「佐渡民謡の祝祭」=11月17日、佐渡市中原

 民謡の普及や後継者育成を目的に島内の民謡団体が一堂に会し交流する「第7回佐渡民謡の祝祭」が11月17日、新潟県佐渡市中原のアミューズメント佐渡で開かれた。2024年夏の「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を受け、「いわう」がテーマ。各団体が日頃の練習の成果を発表し、約400人の市民が大きな拍手を送った。

 佐渡民謡活性化実行委員会が主催し、19団体の約200人が出演した。オープニングは相川小学校の児童が江戸時代から大山祇神社に伝わる神事芸能「やわらぎ」で飾った。児童たちは手作りの面を着け、鉱山労働者がたがねで鉱石を掘る所作を演じた。

 各団体は「佐渡おけさ」「相川音頭」といった佐渡を代表する民...

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