車いすに乗り目線の高さや段差を体感する参加者=11月16日、津南町外丸
車いすに乗り目線の高さや段差を体感する参加者=11月16日、津南町外丸

 年齢や障害の有無にかかわらず誰でも安心して楽しめる「ユニバーサルツーリズム」の推進を目指し、新潟県津南町と長野県栄村にまたがる苗場山麓ジオパークの振興協議会などは11月16日、認定ガイドらの研修会を開いた。ガイドや町観光協会職員ら約20人が参加。車いすで訪れることができるジオパークのスポットを巡り、サポートの仕方などを学んだ。

 苗場山麓ジオパークでは2024年度、ユニバーサルツーリズムを進めるため、鎮西学院大学(長崎県諫早市)の山口弘幸教授(46)が、苗場山麓ジオパーク事業の助成を受け、人材育成に関する調査研究をしている。研修会はその一環。山口教授は2021、22年度に、高齢者や障害者が楽し...

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