
降雪期を前に開かれた「雪かき安全シンポジウム」=長岡市幸町2
降雪期を前に、新潟県長岡市幸町2のさいわいプラザで、「雪かき安全シンポジウム」が開かれた。専門家らが、雪の事故への注意点を示した。
長岡市が11月13日に開き、市民や除雪業者など約100人が参加した。長岡技術科学大学の上村靖司教授(雪氷工学)は「奥が深い雪かきの安全と安心」と題して講演。雪害事故の多くは高所からの転落で「転落事故をなくすことができれば、雪害は3分の1に減る」と訴えた。
はしごから屋根に乗り移る時の注意点や、屋根の端は転落の危険があることも説明。軒下に落とした雪も、万が一転落した時のクッションとなることから「きれいに片付け過ぎないように」と伝えた。
地域で除雪を担う住民らによる...
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