
英語が堪能な外国人観光客役の従業員から翻訳アプリなどを使って聞き取りする頸南消防署員=妙高市田切
スキーシーズンを前に新潟県妙高市の頸南消防署と赤倉観光リゾート&スパ(妙高市田切)は赤倉観光リゾートスキー場で合同訓練をした。訪日外国人観光客の避難誘導を想定し、翻訳アプリなどによる聞き取りや情報共有の手順を確認した。
訓練は11月13日にあり、スキー場にある飲食店の地下から出火したとの設定で署員や従業員ら計約20人が訓練に参加した。従業員が訪日客役の4人を店内から屋外へ誘導。消防署員が翻訳アプリや通訳と電話をつなぐ3者間通話を使い、けがの有無や名前、国籍などを聞き取った。
同様の質問の英文を記した頸南消防署員作成のシートも使い、指さしなどでコミュニケーションが取れるか確認した。
訓練後、英...
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