県病院局、JA県厚生連、県福祉保健部のトップが話し合った「協議の場」=11月26日、県庁
県病院局、JA県厚生連、県福祉保健部のトップが話し合った「協議の場」=11月26日、県庁

 共に巨額赤字による経営危機に陥っている新潟県立病院とJA県厚生連病院のトップらが持続可能な医療体制を話し合う「協議の場」の第2回会合が11月26日、県庁で開かれた。経営再建のため、全県での病院再編を一体となって加速する考えで一致。特に再編議論が先行する上越医療圏では早急に新たな中核病院の運営主体や、使用する施設の具体的議論に入ることで合意した。

 一部を除き非公開で行われ、県病院局の金井健一局長、県厚生連の塚田芳久代表理事理事長、医療再編を担当する県福祉保健部の中村洋心部長らが出席した。

 終了後の会見で、3者は上越医療圏の再編に関して上越、糸魚川、妙高の各市を交えて、運営主体間で具体的な話し合...

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