
自宅のガレージで金メダルを胸に、W杯優勝の喜びを語る関川慎也さん=燕市杣木
直径122センチの巨大なボールを使った1チーム4人の団体競技キンボールスポーツのワールドカップ(W杯)韓国大会で、男子日本代表として出場した新潟県燕市杣木の会社員、関川慎也さん(33)が9年ぶり2度目の優勝に貢献した。決勝で最強豪国カナダに勝って金メダルを勝ち取り「先輩たちからの悲願だった。やり遂げた」と充実感いっぱいの笑顔を見せた。
関川さんは国際武道大(千葉県)で競技を始めた。元高校球児で、攻撃ではボールを打つ役目が多い。184センチの長身と長いリーチを生かした守備も持ち味だ。初代表の2015年に日本が初優勝。以来、代表チームを主力として支えてきた。
現在は燕市の実家で金属加工の仕事をし...
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