
食品宅配大手のオイシックス・ラ・大地(東京)は11月27日、NSGグループ(新潟市中央区)と、食関連のベンチャー企業を生み出す「新潟フードテックタウン構想」を推進すると発表した。新潟県内で2025年にもベンチャーキャピタル(VC)を設置。資金やノウハウを提供し、県内企業とも連携しながら大学などでの起業を促す。食関連の新技術を次々と創出する、食産業の集積地を目指す。
オイシックスは子会社のVC「フューチャーフードファンド」を通じて、食に関連した国内外のベンチャー企業に投資している。日本野球機構(NPB)2軍戦に参加しているオイシックス新潟アルビレックスBCもあり新潟県と縁が深い。
国内では先端...
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