
蔵春閣の大広間に歌声を響かせた新発田民謡保存会のメンバー=11月23日、新発田市諏訪町1
新潟県新発田市出身の実業家大倉喜八郎ゆかりの「蔵春閣」(新発田市諏訪町1)で11月23日、民謡を聴く催しが開かれた。訪れた人たちは、市民グループによる演奏とともに歴史ある建物の雰囲気も楽しんだ。
市や市文化団体連合会が主催。新発田民謡保存会の11人が出演した。2回の公演で計約50人が訪れた。
公演はシャンデリアがつり下げられた大広間で行われ、市民におなじみの新発田音頭や新発田甚句に加え、福島県や岩手県などに伝わる曲も披露した。観客はのびのある歌声や息の合った三味線の演奏に聴き入り、テンポの良い曲を手拍子で盛り上げた。
秋田県の民謡を歌った新発田市の小学4年生(10)と、小学2年生きょうだいは...
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