地域の「達人」から生け花を学ぶ東頸中の生徒=上越市浦川原区
地域の「達人」から生け花を学ぶ東頸中の生徒=上越市浦川原区

 木工やそば打ちなどを地域の「達人」に教わる会が新潟県上越市浦川原区の東頸中学校であった。生徒約90人は生け花、太鼓打ちなど9講座から希望する内容を選び、講師と交流しながら体験を楽しんだ。

 校区の大島、安塚、浦川原の住民と交流し、地域への愛着や誇りを育もうと「地域の達人に学ぶ会」と銘打ち、11月14日に開かれた。

 生け花は、安塚区の飯原和美さん(70)が担当。「生け花は外に行って自分で材料を取ってきていけるのが本来の姿。だから『足で生ける』と言われている」と説明。材料探しには労力を掛けよ、という教えを紹介した。

 生徒は、飯原さんが用意したススキやリンドウなど約20種類から使いたい草花を選び、じ...

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