
多くの市民らが新春の五泉市内を駆け抜けた「元旦マラソン」=2020年
新春の新潟県五泉市街を市民ランナーらが駆ける元旦恒例の「元旦マラソン」が、2025年1月1日で幕を閉じる。スタッフの減少に加え、天候にも左右され開催の見通しが立ちづらいことが原因。市は「市民だけでなく帰省客も参加する伝統の大会。ラストランに参加してほしい」と呼びかけている。
元旦マラソンは市が主催し、市スポーツ協会と市陸上競技協会が主管している。1966年に初めて開催され、新型ウイルスによる中止を挟み、最終の25年が59回目となる。
当時の地元紙「五泉市民新聞」によると、初回は40人が参加し、五泉市の本町通り周辺を走っていたという。近年は市総合会館(粟島)の周辺を周回するコースとなり、小学生...
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