
デフバレーボールの経験を手話で講演した加賀充さん=魚沼市小出島
ろう者への理解を深める市民向け研修会が、新潟県魚沼市小出島の市ボランティアセンターで開かれた。聴覚障害者による「デフバレーボール」の日本代表として活躍した長岡聾(ろう)学校教諭の加賀充さん(34)が、手話で講演。競技の魅力や、来年11月に日本で初開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」について語った。
新潟県魚沼市は、手話の使いやすい環境や理解の充実を図る「手話言語条例」を2018年に制定。市民向け研修会や手話奉仕員養成講座を開いている。11月16日の研修会には市民約40人が参加した。
加賀さんはデフリンピックについて、陸上や水泳のスタートは光で知らせるなどの特徴を紹介。10...
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