リニューアルした板餅「はやぶさ」をPRする渡英商店の渡辺隆行社長=田上町田上の田上工場
リニューアルした板餅「はやぶさ」をPRする渡英商店の渡辺隆行社長=田上町田上の田上工場

 2024年創業140周年を迎えた白玉粉・餅製造の渡英商店(新潟県加茂市駅前)が、リニューアルした板餅「はやぶさ」の販売を始めた。素早く調理できる薄さが特長で、今までよりも小さく一口サイズに割れるよう改良した。渡辺隆行社長(48)は「板餅史上最上級の使い勝手の良さになっている」と胸を張る。

 渡英商店は1884(明治17)年創業。板餅は、縦横に筋目を付けて板チョコのように割って食べる平型の餅のこと。ついた餅はすぐに袋詰めし、真空にするため、つきたての風味をそのまま味わうことができる。個包装の餅に比べ、プラスチックの使用量を抑えられる点もポイントだ。

 はやぶさは、厚さ1センチと薄く、小さく割ると電...

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