
年末商戦に向けてサトウ食品が行った鏡餅の出発式=11月8日、新潟県新発田市
年末商戦に向け、サトウ食品(新潟市東区)は11月8日、新潟県新発田市の工場で正月用鏡餅の出発式を行った。環境に配慮し、箱の中が見えるプラスチック製の小窓をなくしたのが今季の特徴。佐藤元(はじめ)社長は「環境配慮や小型化といったニーズに応えた。鏡餅を飾り、いい正月を迎えてほしい」と呼びかけた。
狭いスペースでも映える「小飾り」など17種類を発売。出荷量は2023年並みの千トンを目標にしている。原料米の価格が上昇しているが、佐藤社長は「年内の値上げはせずに頑張りたい」と説明。サトウ食品は年明け以降の値上げを検討するという。
11月8日は商売繁盛を祈願する神事の後、関東地方向けの鏡餅を積んだトラッ...
残り45文字(全文:345文字)