浴衣から十二単まで、多彩な着付けを披露した公開講座「女性文化大学」=新潟市中央区弁天2
浴衣から十二単まで、多彩な着付けを披露した公開講座「女性文化大学」=新潟市中央区弁天2

 着物をもっと身近に感じてもらうことを目指すイベントが12月1日、新潟市中央区のホテルで開かれた。あでやかな十二単(ひとえ)などの着付けが披露されたほか、市内の小学生が自分で縫った浴衣を着て、帯を結ぶ様子を実演。来場した90人は華やかな着物ショーの世界に引き込まれていた。

 全国で着付け教室を展開し、新潟県内にも5教室がある「民族衣裳(いしょう)文化普及協会」が、公開講座「女性文化大学 発表会」として主催した。市内の専門学校の生徒らがモデルを務め、総勢100人が出演。十二単の着付けでは、襟元や袖口に白やピンク、赤などの着物の色が徐々に重なる様子が披露された。

 新潟市の小学5年生の女子児童3人は、...

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