
昔の生活用品を通じて、暮らしの移り変わりを学ぶ企画展=上越市立歴史博物館
大正から昭和時代の暮らしの変遷を、当時の生活用品を通じて学ぶ企画展「探検! むかしのくらし」が、新潟県上越市の市立歴史博物館で開かれている。訪れた家族連れが、今ではめったに見ることのない蓄音機や白黒テレビなどを興味深そうに眺めていた。
昔の上越地域の生活の様子が分かる写真とともに、約200点の、衣食住などで使った暮らしの道具を展示している。
会場では、米を炊く手段が羽釜から炊飯器に移り変わる様子や、洗濯機の普及により、洗濯板を使っていたころに比べて負担が大きく減ったことなどを紹介。また、古い除雪の道具といった、豪雪地帯である上越地域ならではの品々も展示している。
家族で訪れた上越市の大学教員...
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