ポタジェの庭造りを目指して植樹をする参加者=新発田市五十公野
ポタジェの庭造りを目指して植樹をする参加者=新発田市五十公野

 生きづらさを抱える新潟県新発田市内の若者らが、新発田市高齢者福祉センター「金蘭荘」(五十公野)の敷地にリンゴやミカンの苗木などを植えた。定期的に訪れ、世話もする。関係者は「作業を通じて交流し、つながりを深めてほしい」と期待している。

 植樹は新発田中央ロータリークラブと新発田市社会福祉協議会が、11月中旬に企画した。苗木はロータリークラブが用意。金蘭荘の約130平方メートルの空き地に約35本を植樹した。

 作業には若者ら5人のほか、ロータリークラブのメンバーや社協のスタッフら約30人が参加。1時間ほどで庭を完成させた。

 観賞と収穫の両方が楽しめる「ポタジェの庭」を目指す。ポタジェの庭はヨーロッパ...

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