
新潟市役所
年収が103万円を超えると所得税がかかる「年収の壁パートの従業員らは収入が一定の金額になると税金や社会保険料の負担が生じる。手取りの減少を意識して働く時間を抑えてしまい、人手不足の一因となっており「壁」に例えられている。「103万円の壁」のほか、社会保険料の負担が発生する「106万円の壁」もあり、政府は2023年10月、保険料分を肩代わりした企業に補助金を支給する対策を導入した。」について、新潟市は12月11日、引き上げが実施された場合、約190億円の税収減が見込まれると明らかにした。市議会12月定例会の本会議一般質問で説明した。
国民民主党が主張する178万円に引き上げられた場合の試算で、個人市民税の減収分。市の2023年度決算では市税収入は1356億円で、そのうち個人市民税は559億円と4割を占める。
福祉や子育てなど課税状況で対象が決まる制度にも影響が及ぶ可能性があるとし、渡辺東一財務部長は...
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