
トラックの水槽からギンザケをいけすに入れる作業=12月14日、佐渡市和木
魚の養殖に取り組む「弓ヶ浜(ゆみがはま)水産」(鳥取県)が新潟県胎内市の養魚場で1年間育ててきたギンザケの稚魚約30万匹が12月14日、佐渡市和木(わき)の和木漁港に到着した。いけすの中で日本海の潮流にもまれて成長し、2025年春に出荷される。
弓ヶ浜水産は、15年7月に佐渡事業所を立ち上げ、ギンザケとサクラマスの養殖を行っている。ギンザケは日本近海には生息していないため、一般に流通しているギンザケはほぼ養殖だという。養殖はアニサキスの心配がないといわれており、刺し身でも食べられるのが特徴。
和木漁港では、23センチほどに育った稚魚を、職員数人がトラックの水槽から仮のいけすに移す作業を行った...
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