
12月22日の本番に向けて練習に励む市民合唱団=新潟市中央区一番堀通町
12月22日に新潟市中央区の市民芸術文化会館(りゅーとぴあ)で開かれる恒例の「新潟第九コンサート」に向け、市民合唱団の練習に熱が入っている。近年、団員の高齢化により人数確保に苦戦しているが、2024年は23年より約20人多い約280人が集まった。高校生から80代までさまざまな立場の市民が「今年も成功させて歴史を紡ぎたい」と意気込んでいる。チケットは完売したが、当日は立ち見席も販売される予定だ。
新潟第九コンサートは、県内の音楽関係者により1999年から開かれ、23回目。新潟交響楽団の演奏に合わせベートーベンの第9番を歌う。団員集めも運営も市民による実行委員会が担っており、2023年に続き指揮...
残り357文字(全文:657文字)