
新潟市は、2025年度の当初予算編成方針(一般財源ベース)をまとめた。歳入は24年度当初比58億円、歳出は74億円それぞれ増加を見込み、現時点で16億円の財源不足が生じると推計した。事務系パソコンの入れ替えや能登半島地震関連の事業費増が要因。今後の編成過程で事業の選択と集中を進め、財源の確保を図る。
歳入は2662億円。そのうち主要財源の市税は57億円増の1379億円。定額減税の影響を受けた前年からの反動で個人市民税が増えると見込む。
歳出は2678億円。能登半島地震で液状化被害を受けた宅地の復旧支援事業費のほか、金利上昇による公債費が増加すると見込んだ。
市は地震からの復旧復興に向けた「安...
残り87文字(全文:387文字)