
防犯機能付き電話機を市民に手渡すエコー金属の田野隆夫社長(右)=燕署
高齢者を狙った特殊詐欺を防ごうと、新潟県燕市の「エコー金属」が、燕地区職場警察連絡協議会に、通話を録音できる防犯機能付き電話機215台を寄贈した。エコー金属の寄贈は4年目で、累計で約1000台となった。
燕市内の事業所でつくる燕地区職場警察連絡協議会は、65歳以上の高齢者がいる市内の世帯に電話機を贈るキャンペーンを2021年度に開始。当時の協議会会長だったエコー金属の田野隆夫社長(75)が、応募者全員分の台数を寄贈し、2024年度分を含め4年間で計977台に上る。
寄贈式が燕署で12月11日にあり、田野社長は出席した応募者に電話機を直接手渡した。田野社長は「防犯機能付き電話機が特殊詐欺には有...
残り88文字(全文:388文字)