現場を見回る捜査関係者=12月28日正午ごろ、聖籠町次第浜
現場を見回る捜査関係者=12月28日正午ごろ、聖籠町次第浜

 新潟県聖籠町次第浜の空き家敷地内の土中から新潟市中央区の無職男性=行方不明時(78)=の遺体が見つかった死体遺棄事件で、新潟署捜査本部は12月28日、死因を頸部(けいぶ)圧迫による窒息死と発表した。司法解剖の結果などから他殺であると断定し、殺人事件として捜査を進める。

 他殺と断定した根拠について、阿部吉晴刑事部長は「解剖医の意見やさまざまな捜査の結果、自分ではできない行為だと判断した」と説明している。

 捜査本部は、男性の遺体の死後経過時間や首の部分を圧迫した手段、男性が殺害された場所について「捜査に支障がある」などとして、明らかにしていない。首の骨折や他に外傷があるか、死因が判明した具体的な...

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