五泉市の外縁部をつなぐ東南環状線の開通記念式典=五泉市寺沢4
五泉市の外縁部をつなぐ東南環状線の開通記念式典=五泉市寺沢4

 新潟県五泉市の「東南環状線」のうち寺沢と赤海の両地域をつなぐ約720メートルの区間が開通した。約60年前に計画された都市計画道路の主要な部分で、完成すれば市内の渋滞緩和など交通の円滑化が図れると市民から期待が寄せられていた。開通日には記念式典が開かれ、地元住民らが跨線橋(こせんきょう)を歩いて渡り「これから便利になる」と喜んでいた。

 東南環状線は市中心市街地の外縁部を南側から東側を通り、北側につなぐ延長約4キロの計画道路。1965年に市が計画を決定した。このうち一部の区間では2009年度までに道路の供用を開始している。

 一方、JR磐越西線の線路をまたぐ跨線橋の工事が必要となる1469メートル...

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