与板小の6年生が演じた直江兼続の生涯を描いた創作劇=長岡市千秋3
与板小の6年生が演じた直江兼続の生涯を描いた創作劇=長岡市千秋3

 新潟県長岡市の与板小学校6年生が、与板地域ゆかりの戦国武将、直江兼続の生涯を描く創作劇を、長岡市千秋3の長岡リリックホールで上演した。兼続の逸話をふんだんに盛り込んだストーリーで、郷土の英雄の「愛と義の精神」を表現した。

 6年生は総合学習などで、与板の領主を務めた兼続と、妻のお船の方の功績や精神などを学んできた。校外学習で上越市の春日山城跡や南魚沼市の雲洞庵を巡り、修学旅行では山形県米沢市で兼続や上杉家ゆかりの地を訪れた。劇は、夏休み明けから約3カ月間にわたって練習してきた。

 創作劇は兼続の生涯を7場面で構成し、12月12日に上演した。6年生45人が上杉謙信や景勝、お船の方らを演じ分けた。幼...

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