金谷山スキー場の降雪と無事故を願った安全祈願祭=12月20日、上越市大貫
金谷山スキー場の降雪と無事故を願った安全祈願祭=12月20日、上越市大貫

 日本スキー発祥の地として知られる新潟県上越市大貫の金谷山スキー場付近で12月20日、安全祈願祭が行われ、観光関係者ら約20人が十分な降雪と無事故を祈った。

 金谷山スキー場は、オーストリア・ハンガリー帝国の軍人レルヒ少佐が初めて本格的なスキー指導をした1月12日(スキーの日)がオープン予定日。市街地に近く、ファミリー向けのゲレンデとして親しまれているが、少雪で営業日が短いシーズンもあり、昨季営業できたのは19日間だった。オープンの目安は積雪70センチ以上。12月20日現在で12センチと目安に達していない。

 金谷観光協会の星野健会長(72)は「スキーの日にオープンできるよう願った。子どもを連れて...

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