本庁舎南口出入口に、製作した門松を設置する新発田農業高の生徒ら=12月25日、新発田市役所
本庁舎南口出入口に、製作した門松を設置する新発田農業高の生徒ら=12月25日、新発田市役所

 新潟県新発田市役所本庁舎南口の出入り口に12月25日、新発田農業高の生徒が作った門松が飾られた。正月の縁起物が建物に彩りを添え、晴れやかな新年への期待を高めている。

 門松は一対で高さ約160センチ。2025年のえとの「巳(み)」にちなんだしめ飾りなどで装飾されている。

 門松は例年、新発田地域シルバー人材センター加治川支所から市役所に寄贈されていた。しかし、会員の高齢化や人手不足など影響で、24年は寄贈ができなくなった。

 このため、市は授業で門松を作っている新発田農業高校に門松作りを依頼。地域環境デザイン専攻の3年生10人が1カ月ほどかけて完成させた。松やナンテンなどの飾りは校庭などにあるもの...

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