元旦マラソンを前に、コースの確認をする黒埼地区体育協会の役員ら。来年が最後の大会になる可能性がある=12月25日、新潟市西区金巻
元旦マラソンを前に、コースの確認をする黒埼地区体育協会の役員ら。来年が最後の大会になる可能性がある=12月25日、新潟市西区金巻

 新潟市西区黒埼地区で毎年1月1日に開かれる「黒埼地区元旦マラソン」が、運営スタッフの高齢化などにより、2026年以降の開催が不透明になっている。50回目となる25年が最後になる可能性があり、関係者は「新たに運営を希望する団体がいれば、ノウハウを引き継ぎたい」と話す。

 黒埼元旦マラソンは旧黒埼町の町制施行を記念し、1974年に始まった。黒埼地区総合体育館を発着する3キロと1・5キロの2コースがある。距離が短いため子どもや高齢者も走りやすく、毎年約250〜350人が心地よい汗を流してきた。

 だが、当日の走路監視といった運営を担ってきた黒埼地区体育協会(体協)が、役員の高齢化などで、25年3月末で...

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