
お客さんを出迎える専門学生=湯沢町湯沢
北陸信越運輸局は、宿泊業の人材不足解消に向けた取り組みとして、新潟県湯沢町の温泉宿4施設で、専門学校生向け職業体験を実施した。学生は宿泊施設の制服を着用し、おもてなしの精神や美しい所作といった学びを得ていた。
北陸信越運輸局管内では初の試み。国際ホテル・ブライダル専門学校(新潟市中央区)の1年生6人が「ホテル双葉」「湯けむりの宿雪の花」「NASPAニューオータニ」「HATAGO井仙」に分かれ、12月16〜18日に体験をした。
雪の花では、女子学生(18)が出迎えやチェックインなどに当たった。夕食時には客に日本酒が飲めるかどうかを確認したり、酒の種類を説明したりした。「相手のしたいことや、立場...
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