
「県新型インフルエンザ等対策行動計画」改定に向けた専門委員会の初会合=27日、県庁
重大な感染症が発生した際の新潟県の対応をまとめた「県新型インフルエンザ等対策行動計画」を改定するため、県は12月27日、有識者らの意見を聴く専門委員会の初会合を県庁で開いた。新型コロナウイルス流行時の経験からワクチンや検査に関する対応なども新たに盛り込み、県は専門委員会の意見も踏まえて2025年3月までにまとめる。
計画は、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき県が2013年に策定した。全国的に急速にまん延し、病状が重篤になる恐れがある感染症に対応する。政府の行動計画が今年7月に改定されたことを受け、県も約10年ぶりに改定する。
委員会では冒頭、県の担当者が政府計画に準じた主な変更点を説...
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