敷地内から遺体が見つかった空き家=24日、聖籠町
敷地内から遺体が見つかった空き家=24日、聖籠町

 新潟県聖籠町次第浜の空き家敷地内の土中から昨年12月、新潟市中央区の無職男性=行方不明時(78)=の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、県警が死体遺棄の疑いで、阿賀町の30代男を近く逮捕する方針であることが2月24日、捜査関係者への取材で分かった。男は男性の銀行口座から不正に現金を引き出したとして詐欺罪で起訴されており、県警は男性が死亡した経緯についても調べる。

 捜査関係者などによると男は昨年、男性の自宅の改修工事に関わっていたとされ、男が作業する姿が目撃されていた。昨年10月に行方不明となった男性と、面識があったとみられる。

 詐欺罪についての起訴状などによると、男は別の男と共謀して昨年1...

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