行政職員らが「やさしい日本語」について学んだ研修会=胎内市役所
行政職員らが「やさしい日本語」について学んだ研修会=胎内市役所

 外国人に配慮した「やさしい日本語」を学ぶ行政職員ら向けの研修会が、新潟県の胎内市役所で開かれた。窓口などでの外国人とのコミュニケーションについて理解を深めた。

 新潟県国際交流協会が主催。下越地域の市役所職員ら約50人が参加し、11月下旬に開かれた。

 研修会では、早稲田大学大学院日本語教育研究科の栁田直美教授が胎内市に住む外国人が急増している現状を紹介。難しい言葉を言い換えたり、語彙(ごい)を制限したりするやさしい日本語が提唱されるようになった背景などについて解説した。

 その後、参加者は10のグループに分かれて言葉や文章をやさしい日本語に変える練習をした。

 栁田さんは「『公共の交通機関』という...

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