新潟県の佐渡ゆかりの工芸作家22人が出品した「佐渡の宝-伝統と創造の美術工芸展」(新潟日報社主催、新潟市共催)が1月4日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップ2階日報ホールで始まった。琴のコンサートも行われ、来場者は新年の華やかな空気を楽しんでいた。
陶芸、金工、竹芸、ガラス、染色の5分野の計約300点を展示。「佐渡島(さど)の金山「相川鶴子金銀山」と「西三川砂金山」の二つの鉱山遺跡で構成。17世紀には世界最大級の金の産出量を誇った。金の採取から精錬までを手工業で行っていた時代の遺構が残っているのは、世界的に例が少ないとされる。」の世界文化遺産1975年に発効した世界遺産条約に基づき、歴史的建造物や遺跡を対象にユネスコが人類共通の財産として登録する。国内では姫路城などが登録されている。世界遺産にはほかに、貴重な生態系などの自然遺産と、文化と自然の要素を併せ持つ複合遺産がある。登録の可否は世界遺産委員会が決める。登録を祝い、開かれた。
会場には、...
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